将来、電子メールの添付ミスもヒヤリハット事例に含まれるかもしれない
理学療法士、作業療法士の方はヒヤリハット事例と聞くと、転倒等を思い浮かべるかと思いますが、ヒヤリハット事例は転倒等だけではありません。
私達が日常的に利用する電子メールにも、ヒヤリハット事例が多く含まれているという事を考えさせられたページがあるので紹介したいと思います。
私が気になったのは、ページで書かれているメール取り扱い調査票の内容です。
- メールソフトのアドレス帳には同じ人の同一アドレスが複数登録されていますか
- ファイルを添付し忘れて送付したことがありますか
- メールを送信したにもかかわらず、送信先からメールを催促されたことはありますか
私の場合、上記1. と 3. が当てはまります。
1. についてはメーリングリスト利用の際、同一人物のメールアドレスの複数登録をしているからです。
3. については電子メールを送信した相手先の方が、メールソフトの利用に慣れていない、もしくは添付ファイル付きのメールがメッセージフィルタで削除されているという事に気づかないという事がありました。
このメール取り扱い調査票が作られた意図としては
- メールアドレスを整理していなければ、あて先の誤記入の可能性が高まる
- ファイル添付に対する意識が低下することで、今回のような添付ミスの可能性が高まる
- 送信が確実に行われていなければ、第三者への送信の可能性がある
との事です。
私は勤務先で事故防止委員会に所属しており、ヒヤリハットに関する集計作業を行っています。
私は現在、勤務先にてセキュリティ事故に関する事故報告を見た事はありませんが、それは私も含めた全職員がセキュリティ事故に対する認識が足りていないと考えるべきでしょうか。
これは次回の事故防止検討委員会で提案する内容として良いかも。
将来的にはこのような電子メールにおける添付ファイルのミス等も、セキュリティ事故としてヒヤリハット事例に含まれるかもしれませんね。
病院等で院内の情報セキュリティに関わる理学療法士、作業療法士の方もいるかと思いますので興味のある方はご覧下さい。
ITmedia エンタープライズ:うっかりミスが会社の信用を落とす! - メールの添付ミス
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